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【介護施設で注目!クックチルの基礎知識と導入メリットをわかりやすく解説】

2025年6月9日

こんにちは!株式会社タクサン総務担当です。

6月に入り、雨の多い季節となりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?


そんな中、近年「クックチル」製品の導入が介護施設で急速に広がっていることをご存じでしょうか?


今回は、介護現場でクックチルが注目される理由と、その背景についてわかりやすく解説します。



【①クックチルとは?】

「クックチル」とは、調理済みの料理を急速冷却し、チルド(冷蔵)状態で保存し、提供時に再加熱する調理方式のことです。

一般的な手作り料理と違い、作ってすぐ提供するのではなく、一度冷却して保存するため、衛生的で作業が計画的に行えるというメリットがあります。



【②なぜ介護施設でクックチルが注目されているの?】

では、なぜ今、クックチルが介護業界で普及しているのでしょうか?

主な理由を5つに分けて見ていきましょう。


1. 人手不足への対応

介護業界では慢性的な人材不足が問題となっています。特に厨房スタッフの確保は難しく、現場の負担が大きいのが現状です。クックチルを導入することで、調理の時間や手間を減らし、少人数でも安定した食事提供が可能になります。再加熱するだけの作業なら、特別な調理スキルも必要ありません。


2. 衛生管理の強化(HACCP対応)

2021年よりすべての食品取扱事業者にHACCP(ハサップ)に基づく衛生管理が義務化されました。クックチルは、加熱後すぐに急速冷却し、低温で保存する仕組みのため、細菌の繁殖リスクが低く、高齢者の食事提供においても安全性が高い調理方法として信頼されています。


3. 栄養バランスと品質の安定

介護施設では、利用者ごとに異なる栄養制限(塩分、カロリーなど)への対応が求められます。クックチルを活用すると、あらかじめ計算された栄養価や味付けを工場などで一括管理できるため、品質のばらつきが少なく、毎日の食事が安定して提供できる点も大きな魅力です。


4. 厨房運営コストの見直し

すべての食事を施設内で作るには、広い厨房と多くの設備・人手が必要です。クックチルを導入することで、「必要最低限の加熱機器だけで済む」「調理作業を外部委託できる」

といったメリットがあり、運営コストの削減にもつながります。


5. 多拠点施設での一貫したサービス提供

法人で複数の介護施設を展開している場合でも、クックチルを活用すれば、

同じ品質・味の食事を安定して提供できるという強みがあります。

「どの施設でも同じように美味しいごはんが出る」というのは、利用者やご家族にとっても安心材料になりますよね。



【まとめ:クックチルは、これからの介護施設運営に欠かせない存在へ】


クックチル製品の普及は、単なる「調理法の変化」にとどまりません。

人手不足、衛生対策、食事の質の向上、コスト削減など、多くの課題解決に貢献できる手段として、今後ますます重要になると考えられます。



そんな中、タクサンでは奈良県の地域の方に美味しい食事を届けたい思いで頑張っております。


そんなタクサンを、これからもどうぞよろしくお願いいたします!


じめじめした梅雨の時期が続きますが、体調管理に気をつけて、どうぞ元気にお過ごしくださいませ。





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