こんにちは!株式会社タクサン総務担当です。
今回は「完全解説 クックチルとは? 高齢者施設にピッタリのワケ」というテーマで、クックチルの詳細やメリット・弊社クックチルの特徴などをご紹介させていただきます。
クックチルとは…?
ずばり結論から申し上げますと、クックチル料理法とは、「計画的に加熱調理した料理を急速冷却後チルド状態で衛生的に保管管理する方法」です。
具体的には、
料理をつくる
→専用の機械「ブラストチラー」で調理後30分以内に冷却(90分以内に中心温度を3℃にします)
→真空パック等に仕分けした後に0℃~3℃で冷蔵保存(賞味期限5日間)・お客様の下へ配送 →お食事の直前に中心温度が75℃になるまで真空パックごと加熱していただく、というものです。
↑真空状態にする機械
↑再加熱で使用する「スチームコンベクションオーブン」
導入メリット
調理法のご説明からもお分かりいただける通り、「5日間も日持ち」する「手作りの新鮮な料理」を「再加熱して盛り付けるだけ」でお召し上がりいただけるのがクックチルの最大の特徴でありメリットです。
これまでは厨房で一から料理してそのまま食事提供する「クックサーブ」が主流でしたが、
・食材の買い出し、仕込み、調理まで長時間労働となり不可がかかる…
・優秀な調理師の配置が難しく味が安定しない…
・いつも食材が余ってしまいもったいない… 等々
お悩みの管理者様も一定いらっしゃるかと思います。
そんな皆様も、クックチル商品を導入いただければ、調理スタッフの労働時間が短縮でき(買い出しや下処理などの工程が不要に)、スタッフが代わっても一定の味が担保できるので、お悩み解消につながること間違いありません!
クックチルが高齢者施設・介護施設にピッタリなワケ
昨今はコロナウイルスの脅威と日々隣り合わせの状態が続いており、これからの季節はインフルエンザの流行も十分にあり得るでしょう。そんな中、高齢者施設様で心配されることの一つが「お食事の提供体制」に関するリスク管理ではないでしょうか。
実際に自社・自施設で就業されている調理師様が感染した際、本来担当ではない職員様が調理することとなり、そこにかかる負担が非常に大きいというお声も耳にします。また感染症だけでなく、国内・福祉業界内で起こっている労働人口減少、昨今の人件費高騰に伴い「厨房の人手の確保」が大きな課題となっている高齢者施設様もいらっしゃるかと存じます。
そこでクックチルの特徴と照らし合わせると・・・
①再加熱して盛り付けるだけなので、誰でも簡単に食事提供ができる。
=調理体制に問題が発生した際のリスク管理に繋がる。
②食材のロス軽減・人件費の削減・食材仕入れや献立作成の負担を軽減できる。
=厳しいコスト環境下で有効な手段となる。
つまり、高齢者施設様・福祉業界と非常に相性の良い商品なのです。
タクサンのクックチル商品を是非ご試食ください! クックフリーズ商品(冷蔵ではなく冷凍する調理法/2カ月程度の賞味期限)を扱う給食会社・食品メーカーも複数ございますが、弊社は敢えてクックチル商品を採用しています!
<なぜあえて冷蔵のクックチル?>
凍結の方法や食材によっては、繊維・組織の壊れやすく、素材本来の美味しさや食感が損なわれることがあるからです。経営効率的にはクックフリーズ商品の方が良いかもしれませんが、弊社は「美味しさ」を大事にすべく、クックチルを採用しています。
<他社様との違いは?>
弊社は真空パック詰めした料理だけでなく、調理に比較的手間のかからない食材や真空パックに不向きな食材(フルーツやお豆腐など)は敢えてそのままお届けしています。奈良県内かつ本社から片道1時間以内という商圏内だからこそ実現できるクックチルサービスです。
タクサンのクックチル商品、ご興味をお持ちの方は是非ご試食ください^^
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